ぱっちりとした二重を目指すことができる二重整形ですが、施術時の痛みが気になるという人は多いと思います。
施術には麻酔を用いますが、麻酔があれば痛みは本当に無いのでしょうか。
ここでは二重整形の麻酔について、その種類から注射の痛み、麻酔が不安な場合の対処法などを紹介します。
二重整形とは
二重を作るための二重整形には大きく分けて2つの種類があります。
一つが医療用の糸と針を用いた埋没法で、もう一つはメスを用いた切開法です。それぞれの施術には特徴があり、自分の目的や体質に合わせたものを選ぶことが大切です。
埋没法
まず埋没法ですが、これは医療用の糸でまぶたの裏を1~数か所縫い留めることで二重を作る施術法です。
糸はまぶたの裏側に埋没したまま残り続けるため二重を維持できます。また切開を伴わないため、施術時間とダウンタイムが短くて済むというメリットがあります。
ただし、何らかの理由で糸が切れるとまぶたも元に戻ってしまうため、効果の持続を求める場合には注意が必要です。
切開法
一方、切開法ですが、メスを用いた施術法になります。望みの二重のライン上にメスを入れ、そこから余分な皮膚や脂肪を除去することで半永久的な二重を作ります。
まぶたが厚いなどの理由で埋没法の効果が薄い人にも対応でき、術後のデザインについても自由度が高い点をメリットとして挙げられます。また上でも述べたように切開の跡が二重のラインとして残るため効果も長期的に持続します。
切開によるダウンタイムの長さや仕上がりに納得がいかない場合の修正が難しい点には気を付けましょう。
二重整形の麻酔は局所麻酔が一般的
二重整形は局所麻酔によって行われることが一般的です。この局所麻酔は注射した箇所の周辺が痛みを感じなくなる麻酔で、意識ははっきりと保たれます。
この麻酔をすることで施術時の痛みを最小限まで抑えることが可能で、基本的に施術中の痛みを感じることはありません。
局所麻酔の注射は痛い?
麻酔時の注射にはチクッとした痛みを感じる可能性があります。
ただし、麻酔専用の細い針を使ったり、クリームやテープ、点眼剤などで麻酔注射のための麻酔を行ったり、痛みが出ないように工夫をしているクリニックも多く、その場合はほとんど痛みはありません。
施術への不安が強い場合は笑気麻酔・静脈麻酔を使うこともある
施術そのものに対する恐怖が強かったり不安が大きかったりする場合は、体に力が入るため内出血などのリスクが高まります。そのため笑気麻酔や静脈麻酔と呼ばれる麻酔を用いることもあります。
笑気麻酔はガス、静脈麻酔は点滴注射によって、全身をリラックスさせるとともに痛みを取り除きます。
痛みや麻酔に対して不安がある場合はカウンセリングでしっかり伝える
痛みに弱かったり、麻酔に不安があったりすると麻酔が効きにくくなることがあります。そういった悩みがある場合は事前のカウンセリングなどでしっかりと医師に伝えるようにしてください。
痛みを軽減するための処置や、緊張や不安を取り除くための方法を提案してもらえるでしょう。
二重整形の麻酔に不安があるならまずカウンセリングから
二重整形について気になることがある場合はまずクリニックでカウンセリングを受けてみましょう。細かい説明は状態や仕上がりの様子を見てからでないとわからないので、実際に行って見てもらうことが一番です。
事前に口コミや評判だけでなく、症例や資格などを見て信頼できそうな医師かどうかを確認しておくといいでしょう。